お久しぶりです。すまふぉんです。
最近多忙でなかなか記事が書けませんでした。
今回は、Rakuten MiniにcrDroidAndroidを入れたときの作業ログを書いていきます。
【注意事項】
実践する際は
自己責任
でお願いいたします。
何かトラブルがあったりRakuten MiniやPCが不安定になったり起動しなくなっても
すまふぉんは一切責任を負いません。
GoogleアカウントをRakuten Miniに登録している場合は必ず端末上から削除して下さい。
さらに、データは初期化され、おサイフケータイは使えなくなります。
必要なデータは必ずバックアップを取りましょう。
おサイフケータイは別端末に移行するか退会手続きをしましょう。
・必要なもの
Rakuten Mini本体
PC(Windows11 64bit)
USBケーブル
PCにはADB、Fastbootと7zipをインストールしておきます。
こちらの記事を参考にしました。
1.ROMのダウンロード
・ROM本体
crDroid-8.7-arm64_bgN-vndklite-Unofficial.img.xzをダウンロードします。ダウンロードしたXZファイルを7zipで解凍します。
・TWRP
・vbmeta.img
・vendor_72_mod.img
※以下、必要に応じて
・Magisk Delta(またはMagisk)
Magisk Delta↓
Magisk↓
APKをダウンロードして.apkを.zipに変更しておきます。
・72_SSのファームウェア
Rakuten Miniのファームウェアのバージョンが72_SS以外の場合のアップグレードやダウングレードに必要です。(72_SSの場合は不要)
・ブートローダアンロック
カスタムROMのインストールに必要不可欠であるブートローダアンロックを行います。
まずは端末情報のビルド番号を連続タップして開発者向けオプションを有効にします。しかし、ブートローダアンロックをするためにはオンにしなければならない”OEMロック解除”の項目がないため、隠しコマンドを入力して項目を表示させる必要があります。
端末情報のソフトウェアバージョンを連続タップすると電話のダイヤル画面が出てくるので、そこに
*636865625#
と入力します。開発者向けオプションを開くとOEMロック解除の項目が出てくるのでオンにして、Rakuten Miniの電源を切ります。
・Fastbootモードの起動手順
電源と音量大ボタンを同時に押します。するとお腹が開いたドロイド君が表示されるので、電源と音量大ボタンを同時に0.5秒くらい押します。(これが結構難しいです)
Android Recoveryが起動したら音量下ボタンを一回押してReboot to Bootloaderを選択して電源ボタンを押します。
この画面になったらPCに接続します。
いよいよブートローダアンロックをしていきます。
Windowsターミナル(もしくはコマンドプロンプト)を開き
fastboot flashing unlock
と入力します。するとRakuten Mini側にブートローダアンロックをするかの確認する画面が出てくるので音量大ボタンを押します。
自動的に再起動するので、もう一度Fastbootモードを起動させて今度は
fastboot flashing unlock_critical
と入力します。Rakuten Mini側に確認する画面が出てくるので音量大ボタンを押します。
これでブートローダアンロックは完了です。
・72_SSへのアップグレード(もしくはダウングレード)
Rakuten MiniでAndroid10以上のROMを起動するにはvendor_72_mod.imgが必要です。
vendor_72_mod.imgは、ソフトウェアバージョンがC330AE_9.0_RMN_JP_72_SSでないと動作しません。自分のRakuten MiniのソフトウェアバージョンはC330AE_9.0_RMN_JP_99_SSなのでダウングレードする必要がありました。
アップグレードもしくはダウングレードするには、PCの72_SSのファームウェアのファイルがある場所で右クリックしてターミナルを開くをクリックします。
あとはFastbootモードのRakuten MiniをPCに接続して焼いていきます。
bootを焼くときは
fastboot flash boot boot.img
systemを焼くときは
fastboot flash system system.img
という感じで、全部のファームウェアのファイルを焼いていきます。
次回【ROMインストール編】に続きます。