超お久しぶりです。すまふぉんです。
暫くサボっていた更新できておらず情報が古い記事も多かったので、久しぶりに更新しようかと思った次第であります。
今回は改めてGalaxy S5~S9シリーズのTWRPインストール手順を書いていこうかと思います。
【注意事項】
実践する際は
自己責任
でお願いいたします。
何かトラブルがあったりGalaxyやPCが不安定になったり起動しなくなっても
すまふぉんは一切責任を負いません。
GoogleアカウントをGalaxyに登録している場合は必ず端末上から削除して下さい。(FRPロックがかかってしまう可能性がある)
さらに、データは初期化され、おサイフケータイ、NFC、KNOXのセキュリティー機能は使えなくなり、改造の痕跡は永久的に残ります。
必要なデータは必ずバックアップを取りましょう。
おサイフケータイは別端末に移行するか退会手続きをしましょう。
Galaxy S10以降の新しい端末では、別途BLアンロック作業やvbmeta焼きなどの作業が必要です。
ほんとは書きたくないですが今後は上記の方法の手順も書いていきたいと思います。
0.下準備
必要なものは、
・Galaxy 本体(今回はau Galaxy S7 edge ビルド番号R16NW.SCV33KDU1CRH2で説明)
(事情により後半は写真がありません。ご了承ください。)
・ネットワーク環境
・PC(今回はWindows11の64ビットで説明)
・microUSB-Bケーブル(充電通信ケーブルや通信ケーブル。充電専用ケーブルは不可)
です。
・Wi-Fi環境もしくはキャリアのネットワーク環境もあったほうが良きです。
1.インストールに必要なファイルをダウンロード
まずはOdin。
TWRPをインストールするためのソフトです。
ここから最新版(現時点のバージョンは3.14.4)をダウンロードします。
ダウンロードしたら解凍しておきます。
次は公式ROM。
元に戻すときや、起動しなくなった時の修復に使います。
"Enter device..."と書かれている欄に機種型番(例:SC-02H、SCV33など)を入力します。
色々出てくるので、スクロールして"Version"の列のリンク(例:SCV33KDU1CRH2)をクリックします。
"Download on Browser"の青いボタンをクリックします。すぐにブラウザ側にダウンロード表示はされませんが、10分もあればダウンロードが開始されるので気長に待ちましょう。
Zipファイルがダウンロードされるので、使う時に解凍して使いましょう。
次はDM-VERITY&FORCE ENCRYPTION DISABLERをダウンロード。
Androidの改造検知の無効化、TWRPからデータ領域が読めるようにuserdataの強制暗号化を無効化するパッケージです。
改造検知を無効化しないとAndroidが起動しなくなります。
root化ツールのMagisk、その他ソフトをTWRPからインストールする際にはデータ領域が暗号化されていない状態にしておく必要があります。
データ領域が暗号化されているとTWRPで作業するたびにdataを消す羽目になります。
そして最後にTWRP。今回の主役、カスタムリカバリ本体です。
多くの機種はTWRP公式サイトで公開されていますが、公式TWRPが存在しない場合は自分でググったりXDAなどで探しましょう。
TWRP公式サイト↓
SCV33・SC-02H用TWRP↓
例えばGalaxy S5のTWRPを公式サイトからダウンロードする際は、
スクロールして自分の機種を選択、
"Dwnload Links"の"Primary"をクリックします。
(端末の発売地域や型番も合わせる、SCL23およびSC-04Fの場合はJapanの下のリンク)
(AmericasやEuropeはサーバーが置かれている場所、どちらをクリックしても良い)
一番上にある、最後に".tar"が付いてるリンクをクリックします。
後は"Download twrp-..."をクリックするだけです。
これでファイルのダウンロードは終わりです。
2.OEMロック解除を許可する
Galaxyの設定を開きます。
設定が開いたら端末情報を開き、システム情報を開きます。
ビルド番号を連打して、開発者向けオプションを表示させます。
設定のホームに戻り、開発者向けオプションを開きます。
OEMロック解除という項目があるので、オンにします。
3.ダウンロードしたファイル名の変更
先ほどダウンロードしたDM-VERITY DISABLERの名前の変更作業をしていきます。
Disable_Dm-Verity_ForceEncrypt_11.02.2020.zip
を
Disable_Dm-Verity_ForceEncrypt_Quota_11.02.2020.zip
へ変更します。
変更途中で、"拡張子を変更すると..."と表示されますが、気にせずはいで進めます。
4.TWRPインストール
あとは簡単、TWRPをインストールしていきます!
Galaxyの電源が入っている場合は電源を切ります。
電源、音量小、ホームボタンを同時押しして、青い画面がでてきたら音量大ボタンを押します。すると「Downloading...」という画面が表示されます。表示されていればダウンロードモードというROMをインストールするモードに入っています。
TWRPをインストールすると、改造検知が作動してAndroidが起動しなくなります。必要な場合はバックアップを取ってください。
PCのOdinを開きます。警告メッセージが表示されますがOKをクリックします。
するとこんな画面が表示されます。
画像のようにLog欄に「Added!」と表示されていることを確認します。
APをクリックし、TWRPのファイルを選択して開くをクリックします。
OptionsタブのAuto Rebootからチェックを外しStartをクリックします。
すぐ書き込みが終わります。
Pass!と表示されていればOKですので、ケーブルを取り外して
電源、音量大、ホームボタンを同時押ししてください。
5.TWRP上での作業
まず、/dataが暗号化されているので、TWRPからデータを読み書きできるように暗号化されていない/dataに初期化します。
TWRPが起動したら、"Swipe to Allow Modifications"の下の青い矢印をスワイプします。
ホームが表示されたらWipeをタップ、Format Dataをタップします。
キーボードが出てくるので、"yes"とタイプして右下の青いボタンをタップし、データを消去します。
終わったらホームに戻り、Reboot、Recoveryをタップします。
TWRPアプリをインストールするか聞いてきたら、Do Not Installをタップします。
次にDM-VERITY Disablerをインストールします。
Installをタップ、Disablerのファイルをタップ、Swipe to confirm Flashをスワイプします。
終わったらWipe cache/dalvikをタップし、Swipe to Wipeをスワイプします。
終わったらReboot Systemをタップします。
TWRPアプリをインストールするか聞いてきたら、Do Not Installをタップします。
Androidが無事起動すればOKです。
お疲れ様でした。